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おすすめのノーコード開発ツール18選!ノーコードとローコードの違いも紹介します

通常のアプリ開発のように、ソースコードを入力しなくてもアプリ開発ができるノーコード開発。ソースコードが不要な分、短時間で手軽にアプリ開発ができます。

ノーコード開発は一から自身ですることもできますが、ツールを使うとより容易にアプリ開発が可能です。そこで今回は、おすすめのノーコード開発ツールについて、ノーコード開発の概要とローコードの違いとともに解説します。

ノーコード開発ツール18選! 

ノーコード開発ツールには複数の種類があります。しかし、それそれで搭載されている機能や特徴が異なるため、ツールを利用する目的に適したツールを選ぶことが大切です。

そこでここでは、おすすめのノーコード開発ツールについて、それぞれの特徴や機能を詳しくご紹介します。

(出典:https://www.larksuite.com/ja_jp/product/base)

LARK Base 

情報管理や業務管理などデータを視覚化できる業務効率化アプリケーションです。

「現場の店舗点検システム」「営業分析のダッシュボード」「プロジェクトの進捗管理」など、業務に必要なアプリを簡単な操作で作れます。

表計算ツールのような見た目で、集計や分析に便利な機能や数式や関数を使用可能です。

Excel データのインポートにも対応しており、豊富なビューを使用してデータを多角的に分析・活用ができます。

Larkはオールインワンビジネスツールであり、Baseを始めとした各機能を連携することでビジネスをより効率化できる点が特徴です。

(出典:https://www.sei-info.co.jp/webdatabase/)

楽々Webデータベース 

WebデータベースとExcelの両方を活用した業務効率化支援ツールです。Excelファイルを取り込むだけで、ノーコードでアプリを構築できます。既存のExcelファイルを用いられるため、これまでと同様の運用が可能です。

また、クラウドサービスであることからいつでもどこでも接続できます。これによって、業務の効率化が可能です。

このように、ノーコード開発ができるだけではなく、搭載されている機能を有効に活用することで業務の効率化を図れる点が、おすすめする理由です。

(出典:https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/)

SmartDB 

Webデータベースとワークフロー機能を備えた、大企業向けノーコード開発プラットフォームです。豊富な標準機能が搭載されており、幅広い業務をデジタル化できます。ノーコードであることからレベルに応じてデジタル化でき、業務部門自らデジタル化することも可能です。

また、部署をまたがる複雑な業務フローにも対応しています。なぜなら、SmartDBには「ワークフロー」や「文書内の項目ごと」など、細かく設定できるためです。

このように、さまざまな部門がある大企業では、SmartDBが特におすすめです。

(出典:https://kintone.cybozu.co.jp/)

kintone 

ノーコードで簡単にカスタマイズ可能なクラウド型の業務効率化ツールです。さまざまな業務アプリをドラッグ&ドロップすれば、手軽にかつ素早くシステムを作成できます。サンプルアプリが多数あり、そのまま使うだけではなく企業に合わせてカスタマイズすることも可能です。

また、顧客管理、出張申請、業務日報など幅広い用途で活用できます。用途に応じて活用すれば、業務の効率化ができて担当者の負担を軽減できます。

(出典:https://www.desknets.com/neo/appsuite/)

AppSuite 

シンプルな操作性のノーコード開発ツールをお探しの際におすすめのツールです。なぜなら、AppSuiteはプログラミングの知識がなくても直感的に操作でき、業務に即したアプリケーションを迅速に構築できるためです。

多種多様なアプリライブラリから、業務に合わせたアプリを選択できます。特別な知識がなくても、企業に合わせたカスタマイズができる点もおすすめポイントです。もちろん、一からオリジナルの業務アプリを開発することもできます。

(出典:https://www.accel-mart.com/quick.html)

Accel-Mart Quick 

業務アプリケーションの開発や、運用をサポートする開発プラットフォームです。簡単な入力フォームをはじめ、複雑なデータ連携が必要な業務アプリケーションまで幅広く開発できます。最短30分で始められ、シンプルな操作でアプリを構築できる点が特徴です。

また、既存システムや他システムとの連携もできます。これによって、従来使っていたシステムを引き継ぐことができ、業務効率化が可能です。

初期費用がかからないため、ローコストでツールを導入したい際にもおすすめです。

(出典:https://plat.io/ja/)

Platio 

業務に合わせて細かくカスタマイズできる、モバイルアプリ制作ツールです。

100種類以上のテンプレートがあり、テンプレートを活用して簡単にアプリ作成ができます。テンプレートの種類の豊富さから、さまざまな業種に対応している点がおすすめポイントです。特に、小売業や製造業など、アナログな業務が多い業種で導入することで、デジタル化を進められて業務効率化が期待できます。

(出典:https://www.forguncy.com/)

Forguncy 

サポート満足度92%を誇るノーコードWebアプリ開発ツールです。サポート体制が充実しているため、初めてアプリ開発をする際も導入の不安を軽減できます。

また、Excelを意識した設計であるため、Excel感覚でアプリ開発ができる点も特徴です。例えば、セル結合によって、多様なレイアウトを作成できます。使い慣れたExcelと似た操作性であるため、操作性になかなか慣れないという事態を防げます。

他にも、多彩なレイアウト機能やデータ連携機能がある点もおすすめする理由です。

(出典:https://studio.design/ja)

STUDIO 

日本発のノーコードツールです。Webサイト制作に特化しているため、Webサイトをノーコードで制作したい際に適します。豊富なデザインテンプレートがあり、グラフィカルでスタイリッシュなページを容易に制作できる点が特徴です。

また、Webサイト制作のなかでも、多種多様な用途に対応している点も特徴です。例えば、STUDIOを使えばコーポレートサイト、ブログやオウンドメディアの構築、イベント告知ページ、店舗のWebサイト、ECサイトなどがノーコートで制作できます。

(出典:https://peraichi.com/landing_pages/view/app-lp/)

ペライチ 

ノーコードで簡単にランディングページ(LP)を作成できるツールです。ペライチを用いれば、デザインを選び、店舗名やサービス料金などを入力するだけでランディングページを制作できます。

Webドメインの利用に必要なテンプレートや、フォームやオンライン決済機能、予約管理システム、メルマガ配信など、ランディングページに必要な機能が豊富に搭載されている点も特徴です。有料のビジネスプランだけではなく、無料プランもあるため、まずは無料プランで操作性や機能を確認するとよいでしょう。

(出典:https://bubble.io/)

Bubble 

全世界で200万人以上が利用するノーコードツールです。Microsoftとパートナーシップを提携しており、特に起業家やスタートアップ企業が多く利用しています。

Webアプリ開発を得意としており、用意されたパーツを直感的にドラッグ&ドロップすれば、手軽にマルチユーザーアプリを作成できます。また、WebアプリだけではなくスマートフォンアプリやWebサイト制作、ECサイト制作に対応している点も特徴です。

(出典:https://ja.adalo.com/)

Adalo 

モバイルアプリ開発を得意とするノーコードツールです。海外製のツールではあるものの、日本語にローカライズされているため、問題なく使用できます。

シンプルな操作性が特徴の一つで、パーツの組み合わせやテキスト入力などの作業を、感覚的かつ簡単な操作でできます。カスタムWebドメイン機能があり、独自ドメインでの開発も可能です。

モバイルアプリ以外に、Webアプリやネイティブアプリなど、幅広いアプリ開発に対応している点も特徴です。

(出典:https://www.glideapps.com/)

Glide 

既存のデータを活用してアプリ開発ができるノーコードツールです。スプレッドシートやExcelのシートをインポートすれば、自動でアプリを生成します。Excelやスプレッドシートなどと連携できるため、使い慣れた環境で開発ができる点が特徴です。テンプレートが豊富にあるため、既存のデータがなくてもテンプレートを用いて容易にアプリを開発することもできます。

また、顧客情報や在庫管理などのデータを同期して、業務を大幅に効率化できる点も特徴です。

(出典:https://www.shopify.com/hk-en)

Shopify 

ECサイトの構築ができるノーコード開発ツールです。ECサイトに特化したツールであることから、ECサイトをノーコードで開発したい際に適します。

ECサイトに特化している特徴から、売上アップにつながるマーケティング機能が充実しています。単にECサイトを構築できるだけではなく、「売れるECサイト」を構築できる点がおすすめポイントです。

また、ECショップと並行してSNSや実際の店舗との連携販売にも対応しています。

(出典:https://thebase.com/)

BASE 

初心者でも簡単にインターネットショップを作成、運営できるノーコード開発ツールです。ECサイトの構築と運営に特化しており、ノーコードでECサイトを開発して運営したい際に適します。

一から開発することもできますが、テンプレートが豊富にあるため、テンプレートを活用すればより簡単にECサイトを構築できます。多様な商品に対応したショップを構築できる点がおすすめする理由です。

また、売れるまでは料金がかからないため、ノーリスクでECサイトの構築及び運営ができる点も特徴です。

(出典:https://zapier.com/)

Zapier 

複数のサービスを連携できて、タスクを自動化してもらえるノーコードツールです。Slack・Google スプレッドシート・Google ドキュメント・Gmail・Twitterなど、多様なアプリに対応しています。対応するサービスと連携することで、日々の単調な作業を自動化できます。これによって、業務の効率化や担当者の負担軽減が可能です。

業種や部署によっては、単調な作業を毎日することがあります。この際、Zapierを導入すれば自動化ができます。

(出典:https://webflow.com/)

Webflow 

CMSに対応したWebサイトを構築できるノーコード開発ツールです。ノーコードでありながら、フロントエンドだけではなくバックエンドやデータベースも構築できます。コードをエクスポートすることもでき、汎用性が高いノーコード開発ツールです。

ただし、日本語には対応していません。翻訳アプリを使いながらの開発になると、手間も時間もかかるため、英語が得意な人材がいる企業でなければ導入は厳しいでしょう。

まずは無料プランで操作性や機能を確認して、有料プランに切り替えると選択ミスが防げます。

(出典:https://www.airtable.com/)

Airtable 

クラウド型のデータベースツール及びノーコードツールです。顧客データやスケジュール管理などの業務の効率化に特化しているため、業務効率化を目的にツールを導入する際に適します。機能を活用すれば、案件管理や予算管理、マーケティングプロセスなどさまざまな業務の自動化ができます。

また、シートごとのデータ連携機能がある点も特徴です。活用することで、データを可視化できたり自社の課題の分析が容易になったりします。

ノーコード開発ツールとは? 

その名の通り、コードを書かずにWebサイトやアプリケーションを構築できる開発ツールのことです。

通常、Webサイトやアプリを開発するためにはプログラミングスキルやWebwデザインの知識が必要です。しかし、ノーコード開発ツールを使えば、プログラミングやWebデザインの知識がなくても、ドラッグ&ドロップで部品を組み合わせるだけで簡単に開発ができます。

ツールによって機能はさまざまです。得意分野も異なるため、何を開発するのか、どのような機能が必要か、どの程度オリジナリティを追求するのかなどから、最適なツールを選びましょう。

ノーコードとローコードの違いは? 

開発ツールには、ノーコードだけではなくローコードもあります。ローコード開発ツールは、ノーコードとは違ってソースコードを入力しなければなりません。そのため、ソースコードに関する知識がある人材がいなければ導入は困難です。

一方、ノーコード開発ツールはソースコードを一切用いずにアプリやサイトを開発できます。しかし、ソースコードを入力できないため、開発時に細かなカスタマイズはできない点がデメリットです。

このように、ノーコードとローコードにはソースコードの有無や自由度に違いがあります。

ノーコードのメリット 

ノーコード最大のメリットは、前述の通りソースコードの記述をせずにアプリケーションやWebサービスを開発できる点です。あらかじめ用意されているパーツやテンプレートを視覚的にドラッグ&ドロップで組み合わせるため、操作も簡単です。

コードを書かなくてもよいため開発時間を短縮でき、開発コストの削減にもつながります。

また、ITエンジニア以外の非IT部門でも操作ができるため、現場の部門が業務で利用する仕組みを自ら構築することで認識の齟齬が生まれません。

ノーコードのデメリット 

ノーコードは誰でも簡単に開発がしやすい分、定型的なことしかできない点がデメリットです。使用するプラットフォームで提供されているもの以上には、機能が拡張できない点には注意が必要です。

各現場で使用するシンプルなシステムであればノーコードで対応可能なものの、大規模な開発や処理が複雑なシステム開発には向いていません。

これらのシステムを開発する際は、専門知識のある会社への依頼がおすすめです。

Larkではシステム開発を請け負っております。ノーコードでの実現が難しい内容についてはお気軽にお問い合わせください。

導入事例は以下のYoutube動画からご確認ください。

まとめ

Webサイトやアプリ開発はソースコードが必要というイメージから、難しいイメージを持つ人が少なくありません。しかし、ノーコード開発ツールを使えばソースコードがなくても容易に開発できます。

ノーコード開発ツールには多種多様な種類があり、それぞれで機能や特徴、料金プランが異なります。ツールを導入する目的や予算を明確にした上で、最適なツールを探しましょう。